恐ろしい物が世に出てきたものだ。
そいつは見た感じちょっとお洒落な眼鏡である。
特殊なのはAI搭載されているという点、これはまだいい。
なんと眼鏡越しに見た相手の個人情報がレンズに表示されるという、ドラえもんとかエロ同人誌に出てきそうなアイテムなのだ。
アングル:AI眼鏡がもたらすプライバシーへの懸念、ハーバード生が問題提起 | ロイター
こんなものが一般人に販売されたらどうなるだろうか?
即思いつくのは住所がわかってしまうことによる「ストーカーの被害」の増加だろう。
また、取得できる個人情報の度合いにもよるが詐欺に使われる可能性もある。
とにかく犯罪に使われることが容易に想像できるアイテムである。
しかし、安心してほしい。
開発者本人は「商品する気はない!」と語っている。
犯罪に利用される懸念点が多すぎることを自覚しているようだ。
ただ、こういった前例が出来てしまうと、仕組みを把握した頭のおかしい奴らが作ってしまうのではないだろうか?
国もその気になれば作れるだろう。
本当に恐ろしいものだ。
逆に良いことに使えるかどうかを考えてみたのだが、個人情報を取得という点で良いことは皆無な気がする。
役所の人間が使用する?いやあり得ない役所の人間の仲にも腐ったやつはいる。
記憶喪失者に対しては有効かもしれないが、限定されすぎる。
身元不明の相手に使うのがベストだが、情報元のデータベースがどこまで網羅されているかだ。
一番有効なのは犯罪者に対して使用することだろう。
最近日本では闇バイトが流行っている、強盗して逃げる奴がいる。
そいつらの顔を一瞬でも眼鏡越しで観れれば犯人の情報が手に入る。
問題は精度になってくる、違う人の情報が表示されたら誤認逮捕につながってしまう。
まぁ日本の場合使用は認められないだろう。
悪用しやすいからね。