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トランプVSイーロンマスクで市場は大迷惑

おはようございます。

「暑くなってきたからクーラーつけていいですか?」と社長に聞いたら、めっちゃ怒られました。

僕は本当にダメだなぁ。

 

さぁ気を取り直して本日は米国株のお話でもします。

※本内容は特定の銘柄への投資を勧めているわけではありません

2025年5月1週目の米国株

さぁ今週の米国株式ですが、一言で言うなら「悪くない結果」となります。

SP500

S&P 500 Map

大きく目立つのはTSLAとPGそしてCOSTのマイナスでしょうか。

  • TSLA:イーロンマスクがトランプと決裂?
  • PG:レイオフ
  • COST:決算発表でガイダンスが弱い
  • CRWD:今までずーっと決算クリアだったが遂に決算ミス
  • PLTR:米国人の政府関連情報を追跡するデータベースを構築する計画が懸念に

次に指数等はこんな感じ。

  • S&P500:6,000.36
  • 長期金利:4.50%
  • ドル円:144.81円
  • VIX:16.77
  • Fear & Greed Index:Gread(63)
  • ADP雇用統計:予想大きく下回る
  • 雇用統計:予想上回る
  • 平均時給:予想上回る

恐怖指数が低く、強欲であり、長期金利は急騰しています。

これが何を意味するかというと米国株式に対して「楽観的すぎ」でしょう。

雇用統計が堅調でしたのでFRBは利下げができません。

※EUは10回利下げ、日本は利上げ中

 

トランプは相変わらず何しでかすかわかりません。

上を目指すというよりは、どこで売られるかだと思います。

トランプとイーロンマスクがケンカ

選挙の時から仲良かった二人がまさかの大喧嘩。

なぜか?

イーロンマスクは政府効率化省のDOGEで、多くの批判に晒されながら無駄な出費(財政緊縮)を削減したのに、自信がDOGEから退いた後に上院で審議されている大きくて美しい財政法案が無駄な出費まみれだからです。

イーロンマスクはこの法案内容に「全くもって気に入らない」という発信をしています。

更に「米国民の民意をくみ取ってくれる新しい政党を作るべきだ」と、既存二大政党への批判ともとられるべき発言をしました。

 

トランプは「イーロンにとてもがっかりした」と発言。

またコストカットを理由にロケット事業の補助金を停止する旨をチラつかせました。

TSLA株は大きく売られることになったのです。

トランプ氏・マスク氏決裂:識者はこうみる | ロイター

中国との交渉は一進一退

中国との100%を超える相互関税は90日間の延期となりました。

しかし5月30日にトランプは中国に対して「私たちとの(関税延期)合意に完全に違反した」と発言。

内容は不明です。

中国は反発しています、「違反したのは米国だ!」と。

中国が根拠に置いているのは以下の通りです。

  • ハーバード大学に在籍している中国人留学生の排除
  • NVDA製等の半導体を中国企業へ売却禁止したこと
  • ファーウェイ製を米国で使用警告したこと

下記記事参照

中国、貿易「休戦」合意にアメリカが「重大な違反」と トランプ氏から非難され - BBCニュース

しかしその後、悪化することは無く協議継続することが決まりました。

アメリカ トランプ大統領 “中国との貿易協議 9日にロンドンで” 協議が進展するかが焦点 | NHK | トランプ大統領

なんじゃそら、ですよね。

中国もトランプの相手するのめんどくさいのかも。

今年の株式投資は米国株以外に目を向ける

年初来のパフォーマンスを見てみましょう。

米国、欧州、ドイツ、メキシコ

Vanguard S&P 500 ETF(VOO)価格とニュース - Google Finance

ご覧の通り米国は2%しか上昇してません、S&P500の平均リターンが8%なので悪い方ですよね。(ちなみに日経平均は▲3.98%)

一方で利下げしている欧州は22.90%、財政出動が期待されているドイツは33.63%、メキシコは30.80%と大きくアウトパフォームしています。

個別株ではこれらに匹敵するものもあるでしょうが、狙って投資するのは難しいでしょう。

日本人にありがちなのが逆張りです。

「これだけ下げたから反発するだろ!」という考え方で買いに行く。

結果、いつまでたっても上がらずに「他へ投資しとけばよかった」になるんですよ。

投資の基本は順張りなので、上昇トレンドになっている銘柄(国)へ素直に投資する方が安定するでしょう。

 

ということで本日は以上です。

来週もまたがんばりましょうね。