生成AIことChatGptが無料で開放されて約1年が過ぎました。
ChatGptは非常に有用で、使い方次第でブログ記事を書くことが可能です。
ということは、今まで時間をかけて行ってきたブログの執筆作業を、全てAIに任せるといった荒業ができるということです。
しかしここで疑問がでてきます。
ChatGpt等AIで書いたブログがGoogleに評価されるかどうか。
結論から言いますと生成AIで書いた記事は評価されません。
つまりAIでブログ記事を量産しても、上位表示はされないということになります。
なぜ生成AIで書いた記事は上位表示できないか
評価されない理由はGoogle側のポリシーに違反しているからです。
こちらをご覧ください。
自動生成コンテンツに関し、Google は一貫したガイダンスを提示してきました。検索結果のランキング操作を主な目的として、コンテンツ生成に自動化(AI を含む)を利用することは、スパムに関する Google のポリシーに違反します。
AI 生成コンテンツに関する Google 検索のガイダンス | Google 検索セントラル ブログ | Google for Developers
上記Google公式サイトより引用
つまりAIで生成した記事をそのまま使用しても評価されるどころか、違反になる可能性があります。
もう少し詳しく解説しますと、ChatGpt等の生成AIはネット上の情報(ソース)を収集したものを答えとして抽出しています。(ウェブスクレイピング)
何が問題かというと、AIで生成した記事をそのまま使うと、盗作または完全なコピー品になってしまう可能性があるということです。
AIはブログの役に立たない?
「じゃあAIはブログの役に立たないのか……」と残念がっているあなた。
そんなことはありません、AIはブログ記事作成の役に立ちます。
実際に「はてなブログ」公式は、AIでタイトル作成のアシストを利用していますよね。
Google公式の見解としてこう書かれています。
コンテンツの作成方法を問わず、Google 検索で成功を収めるには、E-E-A-T の品質を満たす、オリジナルで高品質な、ユーザー第一のコンテンツの制作を意識する必要があります。
AI 生成コンテンツを使用しているかどうかにかかわらず、このような方法でコンテンツを評価することにより、Google 検索システムの評価基準に沿ったコンテンツの作成が可能になります。
つまりAIを使おうが使うまいが関係ないぞ!
常に読者ファーストで、独自性と信頼性のある記事を書いてね!
ということになりますね。
じゃあAIをどうすればいいかというと、次で解説いたします。
ChatGpt含むAIをブログに活用する方法5選
AIをブログで活用する方法は大きく4つあります。
- タイトル(キャッチコピー)
- アウトライン
- リード文(まとめ分)
- 潜在ニーズと顕在ニーズ
- 記事のたたき台
AIにタイトルを考えてもらう
ブログのタイトルは悩みどころですよね。
いかに検索者を引き付けるタイトルを作れるかどうかで、クリックされる確率が変わってきます。
そんなタイトルもAIに考えてもらいましょう。
ChatGptへの指示例
ブログを書こうと思います、「ブログ」「稼ぎ方」のキーワードでSEOを意識したキャッチコピーを5個作成していただけないでしょうか。
すると返事が返ってきます。
今回は5個と指定しましたが、別に10個でも大丈夫ですよ。
そのまま利用すると危ないので、多少アレンジして使用しましょう。
アウトラインを考えてもらう
タイトルが決まったら次はアウトライン(見出し)を考えてもらいましょう。
ChatGptへの指示例
「ブログを活用して自由な働き方を実現する稼ぎ方術」でブログを書きたいと思います、アウトラインを作成していただけないでしょうか。
いくつか変な表現があるので手直しして使いましょう。
これでタイトルとアウトラインは完成しました。
次は本文を書いてもらいましょう。
難しいブログのリード文を書いてもらおう
記事の一番最初は重要です、内容次第では読者が速攻離脱してしまいます。
そんなリード文をAIに書いてもらいましょう。
ChatGptへの指示例
あなたはプロのWEBライターです、「ブログ 稼ぎ方」のキーワードで読者が読み進んでしまうようなブログのリード文を考えていただけないでしょうか。
同じような方法で「最後のまとめ分」を書いてもらうこともできますのでお試しください。
潜在ニーズと顕在ニーズ
読者の悩みを解決する記事で、二つのニーズを理解することは大切です。
二つのニーズもChatGptに答えてもらいましょう。
ChatGptへの指示例
あなたはマーケティングのプロフェッショナルです。
「ブログ 稼ぎ方」のキーワードでGoogle検索するユーザーの「潜在ニーズ」と「顕在ニーズ」を箇条書きで5個教えてください。
【潜在ニーズ】
【顕在ニーズ】
記事全体のたたき台を作ってもらう
今度は最初から記事そのものを書いてもらいます。
先ほども書いていますが、AIで生成された記事をそのまま利用することはやってはいけません。
オリジナルコンテンツではありませんからね。
ならば、AIで書いた記事をアレンジすればいいのです。
書いてもらった記事をベースに、自分独自の意見を加えたり表現を修正するとオリジナルのコンテンツになりますよね。
そのためには「たたき台」を作成してもらう必要があります。
ChatGptでたたき台の作り方
では実際に書いてもらいましょう。
今回はキタノドロップさんの「ChatGPTを使って副業ブログを高速化!」を使わせていただきました。
ChatGptのVerは3.5となります。
「ブログ 稼ぎ方」で記事を書いてもらいます。
数秒で記事を書いてくれました。
AIに書いてもらった記事を見て「ん?」と思ったかもしれませんが、なんというか綺麗すぎますよね。
ChatGptは文字数の設定には対応していない(苦手)ので、物足りない感じもします。
仮に違反じゃなくても、このまま使用するのはダメだということは初心者でも理解していただけるでしょう。
ベースにして書いていくという使い方がベストだと思います。
まとめ:ChatGpt等AIはブログ執筆のサポートに利用しましょう
AIは便利ですが、まだまだ発展途上の技術です。
AIで生成したものをそのまま利用するのはGoogleのポリシーに反する以上、全てを任せるわけにはいきません。
現状ベストな利用方法としてはブログ執筆のサポートとなります。
- タイトル
- リード文
- アウトライン
- 潜在ニーズと顕在ニーズ
記事構成をAIに作ってもらうことにより、今まで時間がかかっていた部分が短縮され快適なブログ生活を送ることが可能になります。
これからAIを利用してブログを書こうとしている人は、本記事で解説した注意点を意識して利用してみてくださいね。