違法駐車は色んな場所で問題になっていますよね。
実は私の勤めている会社でも問題が起きました。
簡単に説明すると近くにある小学校の関係者らしき人が違法駐車していました。
それに対して我が社のお偉いさんは激おこというわけです。
我が社で起こった「違法駐車問題」の概要説明
私の会社が契約している駐車場があります。
その場所は従業員もしくは、自社へのお客様なら自由に停めて良い場所としてオーナーさんからお借りしています。
我が社の駐車スペースであることは会社名の看板が設置されているので一目瞭然です。
ある日うちの駐車場に、従業員でもお客さんの物でもないバイクが駐車されていました。
駐車場は会社から少し離れた場所にあるので、仕事している普段は違法駐車されても絶対気づくことができません。
じゃあなぜこれが判明したかというと、我が社の「お偉いさん」がたまたまお昼に出社しました。
その時に違法駐車した人と鉢合わせしたということですね。
私はその場にいたわけではないので、どういうやりとりがあったのかはわかりません。
ただ、その後お偉いさんから従業員に対して「今後見かけたら捨てておけ!!」という指示が出されました。
揉めたのか、ガン無視されたのか謎ですが。
「捨てろ!てバイクやぞ無茶いうなよ」と頭の中で思っていました。
個人的な見解
どういう神経しているのか、悪く言えば性格が腐っている。
犯人は近くにある小学校の関係者ということで間違いありません。
なぜ学校内では無くうちの駐車場にとめていたのかが謎です。
学校の駐輪スペースにでもとめておけと。
正直に話すと私もコンビニに自転車とめて、ついでに銀行寄ってこうというのはあります。
ただしちゃんとコンビニで物を買うわけですよ、その後少しの間だけとめたりはしちゃいます。
違法駐車は警察を呼べば対応してくれる?
無断駐車は民法709条の「不法行為」に該当します。
つまり、残念ながら警察は介入できません、民事不介入というやつです。
簡単に言うと、民事事件は人と人、あるいは企業と企業の間のトラブルを解決するもので国(裁判所)が仲裁に入り解決を図ります。
警察は刑法に違反したものしか逮捕できないわけです。
同じ「法律」なのにおかしな話ですね。
まぁ全てに警察が対応してたら、人手が全然足りなくなるから妥当かな?
違法駐車に対する一般的な対策
- 警察に連絡する
- 違反した本人に対して直接注意する
- 監視カメラ設置
- 違反者に対して内容証明書を送る
- 訴訟を起こして裁判
- 看板を設置する
- 分かりやすい障害物を設置する
警察に連絡する
民事不介入ではありますが、連絡することで所有者本人に注意してくれる場合もあるようです。
ただし所有者を教えてはくれませんし、基本的には不介入を貫くため「一応しておこう」くらいの感覚でいいと思います。
監視カメラの設置
これはかなり効果があるでしょう。
理由として違法駐車の証拠が残ります。
更に警告になります。
デメリットはコストがかかることでしょう。
違反した本人に対して直接注意する
これが一番効果的ですよね。
ただし、相手が頭のおかしい人だと何してくるかわかりません。
違法行為を堂々とするやつに良い人がいるはずないですからね。
それでもやらなければ、常習犯になられても困ります。
違反者に対して内容証明書を送る
一回限りの違法駐車だったら諦めもつくでしょう、探す労力が無駄ですからね
ただし常習犯だった場合は徹底的にやらないと舐められます。
民法に違反しているので相手の事を調べて訴訟を起こすことが可能です。
ただ訴訟の一歩前に内容証明書で注意するやり方があります。
まずは所有者の特定に必要なもの二つ用意して、陸運局で開示請求手続きを行います。
- 私有地放置車両関係位置図
- 違法駐車している証拠写真や動画
所有者が判明したら、内容証明書で注意分を送るわけです。
この場合弁護士さんや行政書士さんに依頼した方がスムーズでしょう。
訴訟を起こして裁判
時間と手間とお金がかかりますが、相手に対する効果は絶大なものとなります。
ただし相手が損害賠償請求の支払いに応じないリスクもあります。
勿論、強制執行で給与や財産差し押さえという手段もあるんどえご安心ください。
色々面倒なので弁護士さんに全て任せましょう。
看板を設置する
効果としては弱いでしょう。
見えるように設置しても、違反するやつはします。
証拠も残らないのでカメラの方が良いです。
分かりやすい障害物を設置する
こちらも効果としては微妙です。
三角コーンとかでは移動させたら終了。
チェーンは自分たちが面倒になります。
違法駐車に対してはこう対応すべき
まずはカメラや看板等で予防しましょう。
その後、違法駐車されたら口頭注意もしくは張り紙で対応します。
まだ続くようであれば内容証明書送付や訴訟で解決を図りましょう。
違反者に甘くすると他でも違反するので、すぐに対策をした方が無難です。
我が社は今のところ看板を設置することで予防に徹しています。
今後同じ人物が違反したら厳しい対応をするでしょうね。