小学生の思い出

お題「人生で一番古い記憶」

 

若干うろ覚えですが、小学二年生くらいのことです。

 

私の小学校では給食があり、給食当番という存在がいます。

 

私の学校では男女ペアを組み、一週間ごとにクラスの中で担当が変わる制度でした。

 

遂に私が当番になる週がやってきて、私は男友達と給食が置いてある場所へ向かいました。

 

すると少し待っても相方の女子が来ません。

 

他のペアはもうすでに運んでいたので、一人で持っていくことにしました。

 

運んでる途中で相方の女子が走ってやってきました。

 

「〇〇君ごめん!先生に呼ばれてたの・・」

 

と言われたので、「あーそうだったの、気にしないで」と返します。

 

するとその娘が「〇〇君ありがとう!優しい!」と言ってくれました。

 

その時俺は言葉では表現できない喜びが湧いてきました。

 

当時は恋愛感情というものを理解していなかったのですが、今考えればその娘に恋をしていたのでしょう。

 

その後も何とか「褒められたい好かれたい」と躍起になり、重い物の時は少し先に行って持ってきてあげたりしました。

 

「〇〇君は優しいなぁ~」と言われるがために。

 

ですが、最後の1日を境にその娘とは喋らなくなります。

 

今でも内容は覚えていないのですが、「〇〇君なんて嫌いだ~(笑)」という冗談に対して、僕が糞真面目な顔で「うん、別にいいよ」と言ってしまったのが原因だと思います。

 

なぜ冗談に冗談で返せなかったのか、素直になれなかったのか。

 

好きな娘には素直になれないというやつですかねー。

 

以上です、小学生の思い出でこれだけは印象的です。