心理的な抵抗感と昆虫食

今回の記事では世間で注目されている昆虫食について解説していきます。

なーんか最近日本では昆虫食の話題がよくでてきますよね、メディアがごり押ししているようなきがしてならないです。

正直私は無理です。

私は昆虫食否定派なのです。

イナゴの佃煮とか好んで食べてる人申し訳ない、でも気持ち悪いもん。

「タンパク質が豊富!」いやーきついっす(笑)。

飲食店でコオロギをバリバリ食べてる人を見たらどうします?

即効で目につかないとこいきますわー。

ごめんなさい、でも昆虫の見た目は好きなんだ。

ということで昆虫食に関してまとめてみました。

なぜ昆虫食が流行りだしたか

なぜ昆虫食が流行りだしたか

メディアやSNSの影響が大きいと考えています。

昆虫食に関するメディアの取り上げ方やSNS上での情報拡散も昆虫食の注目度を高めています。

昆虫食の特集記事やテレビ番組、インフルエンサーや有名人の昆虫食体験などが話題となり、広く認知されるようになりました。

気づいたら急に流行りだしましたよね、これはちょっと妙な話です。

確かに日本の食料自給率は低く輸入に頼っている状況は否定できません、しかし昆虫食である必要は全く無いと思います。

選択肢の一つとして見るのは良いと思いますが、

昆虫食を推進しているのは誰?

少し前の記事ですが政治家の河野太郎氏が押していることが判明しましたね、勿論明言は避けていますが。

www.nikkan-gendai.com

そもそも昆虫食とは

世界中で昆虫食は古くから行われており、多くの国では伝統的な食文化として根付いています、上記でも言いましたが最近では昆虫食が持続可能な食糧供給源として注目され、食品産業においても活用が進んでいます。

昆虫食の主な栄養

  • たんぱく質: 昆虫食は高タンパクであり、他の一部の食品と比較しても豊富なたんぱく質を提供します、筋肉や組織の構築に必要な栄養素であり、体の成長や修復にも重要です。
  • ミネラル: 昆虫食には、鉄、カルシウム、亜鉛などのミネラルが含まれています、ミネラルは骨の健康や免疫機能の維持に重要な役割を果たします。
  • ビタミン: 昆虫食にはビタミンB群(特にビタミンB12)、ビタミンA、ビタミンCなど、さまざまなビタミンが含まれています、これらのビタミンは細胞の正常な機能、視力の維持、免疫システムの強化に寄与します。
  • 脂肪酸: 昆虫には必須脂肪酸であるオメガ-3脂肪酸やオメガ-6脂肪酸が含まれています、これらの脂肪酸は、脳の健康や心臓病の予防に関与しています。
  • 繊維: 昆虫には、消化を促進するための食物繊維が含まれています、食物繊維は腸の健康をサポートし、便通を改善する助けとなります。

こららのデータから昆虫食は栄養素を豊富に含んでいてバランスが良い食材ということがわかります。

昆虫食の種類

TVでも見たことあると思いますが昆虫食の例としてはこんな感じです。

  • バッタ
  • コオロギ
  • ミールワーム
  • シロアリ
  • クモ

これらの昆虫は生で食べたり、調理して料理に取り入れたりすることができます。

一部の地域では昆虫を揚げたり、焼いたり、粉状にしてパンやクッキーに混ぜたりするなど様々な方法で調理されています。

昆虫食を採用している国

  • タイ: タイでは昆虫食が一般的で、主にコオロギやシャクトリムシ(バッタ)、シルクワームなどが食べられています、昆虫を使った料理は市場や屋台でよく見られ、一般的な食事の一部として広く受け入れられています。

     

  • メキシコ: メキシコでは、チャパル(バッタ)が昆虫食の代表的な存在です、チャパルは、トウモロコシのトルティーヤに入れられたり、揚げたりして食べられます、メキシコの一部の地域では、昆虫食を伝統的な食事の一部として受け継いでいます。

     

  • カンボジア: カンボジアでは、タランチュラやウンカ(バッタ)、ミールワームなどが一般的な昆虫食の種類です、これらの昆虫は、揚げたり、煮たり、炒めたりして食べられます。

     

  • オーストラリア: オーストラリアでは、アボリジニの伝統的な食事文化において、昆虫が重要な食糧源として利用されてきました、ウィッチェティグラブ(シロアリの幼虫)やグリーンアント(緑色のアリ)が昆虫食の一部です。

昆虫食にもメリットはある

昆虫食のメリットとしては、調べた限り以下のようなものがあります。

  • 高タンパク質:昆虫は、肉類や魚類に比べてタンパク質の含有量が高く、ヘルシーな食材として注目されています。
  • 環境負荷が低い:昆虫は、家畜や家禽と比べて飼育に必要なスペースや餌の量が少なく、二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスの排出量も少ないため、環境負荷が低い食材とされています。
  • 生産性が高い:昆虫は、短い期間で成長し、繁殖も早いため、生産性が高く、大量に生産することができます。

昆虫食の致命的なリスク

パッと思いつく昆虫食のリスクはアレルギー関係ですよね、実は他にも色々あるんですよ。

  • 食材の品質管理:昆虫食は一般的に新しい食品市場であり、食材の安全性や品質管理に関する規制が定まっていません、昆虫が食べていた餌や環境中の汚染物質など、昆虫食の生産過程におけるリスクも考慮する必要があります。
  • 衛生面の注意:昆虫食は生の状態で提供されることもありますが、生の昆虫には細菌や寄生虫が存在する可能性があります、怖いですね、適切な加熱や処理を行わない場合、食中毒や感染症のリスクが生じる可能性があります。
  • 心理的な抵抗:私が冒頭でも言いましたが昆虫食は一部の人にとっては心理的な抵抗感や嫌悪感を引き起こすことがあります。

まとめたくないけどまとめ

昆虫食は、日本では一般的ではありませんが、国連食糧農業機関(FAO)や欧州連合(EU)などが昆虫食を推進しており、今後ますます注目される食糧として期待されています。

でも無理やり流行らせようとするのは間違っていると思います、食べたい人を批判はしませんが強制せず選択させてほしいというのが切実な願いです。

それでは以上になります。