2024年から新NISAがスタートしました。
今まで株式投資していた方は勿論、これから株式投資を始める人にも恩恵がある制度となっております。
さぁここからが本題です。
「積み立て投資枠」と「成長投資枠」は何に投資するのが最適解か?
皆さんも悩みますよね。
特に今まで投資したことのない人は、SNS等ネットの情報を頼りにするしか無いでしょう。
限りなく正解に近い無難な答えを出します。
投資対象を広く分散できる商品を選ぶことです。
【例】
- 全世界に均等分散できる投資信託もしくはETF
- アメリカの指数に連動する投資信託もしくはETF
この二つの特徴を持つ商品がベターでしょう。
なぜなら二つの商品は長期的に見て、幅広く分散できていて尚且つ右肩上がりで成長しているからです。
大切な自分のお金を投資するわけですから、長期で安定して値上がりする銘柄を選ぶのは当たり前だと考えています。
勿論投資先は自由ですので、各自自分が信じた銘柄に投資してください。
私が推奨した商品で損しても責任はとれません。
- 2024年から開始した新NISAとは利益が非課税になる素晴らしい制度
- 積み立て投資枠に広く分散できる商品がベストな理由は二つ
- 新NISA のデメリット
- 結局「積み立て投資枠」はどの商品を選べばいい?
- 新NISAの「積み立て投資枠」は広く分散できる商品を選ぼう
2024年から開始した新NISAとは利益が非課税になる素晴らしい制度
NISAは簡単に言えば、投資して得た利益が通常は20%取られるところが、非課税になることです。
新NISAは、2024年1月から開始された少額投資非課税制度です。
新NISAは今までの「一般NISA」と「つみたてNISA」と違い非課税保有期間が無期限となっております。
また、「積み立て投資枠」と「成長投資枠」が併用可能となったことも大きな変更点です。
更に投資可能枠も大幅に増えています。
満額まで利用できるのは裕福層だけかもしれませんが、我々一般人にも利用するメリットはあるでしょう。
積み立て投資枠と成長投資枠の違いは二つ
「積み立て投資枠」と「成長投資枠」はどう違うの?と思われるかもしれませんが違いは二つです。
- 選択できる商品(株式)
- 購入限度枠
選択できる商品の違い
積み立て投資枠は「投資信託」に限定されます。
成長投資枠は投資信託に加えて「株式」と「ETF」も選択肢に入ります。
一見自由度が高い成長投資枠ですが、実は玄人向けです。
投資初心者は積み立て投資枠で運用することをオススメいたします。
購入限度枠の違い
- 積み立て投資枠は120万円
- 成長投資枠は240万円
成長投資枠の方が倍ありますね。
ただ毎年これだけの投資額を用意できるのは稀な人です。
積み立て投資枠がなぜ初心者向けか
いわゆる何も考えない「ほったらかし投資」が可能だからです。
しかも投資信託へ投資するということは投資のプロが自分に代わって運用してくれるからです。
毎月一定の額を自分の指定した月に積み立てていく、あとはプロにお任せ。
時間が無い人にもピッタリですね。
積み立て投資枠に広く分散できる商品がベストな理由は二つ
さぁ冒頭でもお話した商品の解説です。
一つ目の理由ですが、新NISAは長期投資を前提としています。
長期というのは1年や2年では無く、最低でも10年は見てほしいです。
つまり、長期で安定した値上がりが期待できる銘柄でないと投資する価値はありません。
二つ目の理由として、長期投資はリスクを分散することが望ましいので、特定の個別銘柄では無く、国やセクターにまとめて分散投資できる商品がベストであると考えています。
二つの理由をまとめると、どう考えても全米もしくは、全世界の指数に投資するのが一番だという答えになります。
例えば下記写真の株価推移(チャート)をご覧ください、2015年から2024年にかけて右肩上がりで上昇していますよね。
スタンダード・アンド・プアーズ500種指数(S&P500)(Standard & Poor's 500 Stock Index)【SPX】の株価チャート - 株探(かぶたん)|米国株
このチャートは米国の大型銘柄500社に分散投資しているものです、指数とも言います。
こういった指数に連動する商品があり、それらを選択するのがベストでしょう。
ところどころ下がっている時もありますが、積み立て投資ならそれもさほど気になりません。
運用コストも安い商品を選ぼう
投資信託はプロに運用してもらうので管理費用がかかります。
長期で運用していると管理費用が結構痛手になるのでなるべく低い商品を選びましょう。
新NISA のデメリット
実は新NISAにもデメリットはあります。
- 損益通算ができない
- 売るタイミングに困る
- 投資なので元本割れはあり得る
- 少しずつお金持ちになる方法なのでつまらない
結局「積み立て投資枠」はどの商品を選べばいい?
楽天証券を基準でお答えします。
下記ランキングは投資信託の購入人気ランキングです。
- eMAXISSlim米国株式(S&P500) 管理費用0.09372%
- eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー) 管理費用0.05775%
- 楽天・S&P500インデックス・ファンド 管理費用0.077%
S&P500は米国の大型銘柄500社に分散投資できる商品です、全世界は先進国や途上国の会社に幅広く分散投資できる商品です。
この二種類のどちらかを選んでおけば間違いないでしょう。
勿論「全米」と付いている商品でも大丈夫ですよ、ただし管理費用は注視しましょう。
新NISAの「積み立て投資枠」は広く分散できる商品を選ぼう
新NISAは限られた枠ですが、投資で得た利益が非課税になる素晴らしいシステムです。
積み立て投資枠を設定しておくだけであなたの資産は少しずつですか増加していくことでしょう。
その際には、多くの会社に広く分散投資する商品を選ぶことが投資で成功するポイントですので、何かに偏った商品は避けましょう。
最後に私の旧NISA(積み立て)の運用結果を載せておきます。
銀行に預けてもこうはなりませんよね。
以上、投資は自己責任でお願いいたします。