複利の力を使って賢く資産を増やそう【複利の基礎知識】

皆さんは複利の効果をご存じですか?

世界中の投資家たちが資産を倍増させる秘訣の一つ、それが「複利」の力です。

投資で資産を着実に右肩上がりで成長させるためには、お金がお金を生むメカニズムである複利を理解することが不可欠です。

 

この記事では複利の基礎知識を学び、着実な資産の拡大を実現する方法について解説していきます。

【注意事項】

  • 当記事の内容は投資の成功を保証するものではありません
  • 投資は自己責任でお願いいたします

複利の基礎知識を三つに分けて解説いたします

複利の基礎知識

  • 複利とは何か
  • 単利との違い
  • 複利のとんでもない効果

一つずつ掘り下げて複利の知識を深めましょう。

「複利」とはお金が成長するプロセスの一つ

「複利」とはお金が成長するプロセスの一つ

複利とはお金を預けておく(投資する)ことでそのお金が利子を生み出し、将来的には元本と合わせてより多くのお金になる仕組みです。

例を交えてもう少し簡単に説明しますね。

例えば年利率が10%だと仮定します。

最初の年には100円の10%で10円の利息が発生します。

次の年には元本が110円になり、これに10%をかけた11円が利息として発生します。

これが続くと、年々元本が増え、それに応じて発生する利息も増えていくんですね。

  1. 100円
  2. 110円(100+(100×10%))元本に対して+10%
  3. 121円(110+(110×10%))元本に対して+21%
  4. ~~~10年後~~~
  5. 271円 元本に対して+271%

このようにして複利はお金を成長させ、預けておいたお金が将来的には大きな金額になる手助けをしてくれるんです。

預金や投資など、お金を増やしたいときに複利を理解して活用することが大きなポイントです。

「複利」と「単利」はどう違う?

「複利」と「単利」はどう違う?

簡単に解説しますね。

単利は元本に対してだけ利息が発生する仕組みです。

なぜなら利息の計算を最初の元本に対してだけ行うからです。

利息が固定化されちゃうわけですね。

  • 【具体例】:100円を10%の単利で1年間預けると、毎年10円の利息が加算されますが、元本が増えても利息は10円のままです。

一方で複利は利息が毎回変化します。

元本と利息を加算したものに対して、更に利息が付くので、お金を成長させていく仕組みとなっています。

複利の方が長い期間で見ると、元本がより大きく増える可能性が高いです。

複利のとんでもない効果

複利のとんでもない効果

先ほど簡単な例で複利とはどういうものか解説しましたよね。

ではこれを積み立て投資を想定してシミュレーションしてみましょう。

Money Journeyさんのシミュレーターを使用させていただきます。

【無理のない基本設定】

  • 元本は0円
  • 毎月2万円投資
  • 年利は7%を想定
  • 運用期間は20年間とする

複利のとんでもない効果

複利計算ができる資産運用積立シミュレーション | Money Journey

いやぁとんでもない効果ですね。

元本0円なのに毎月2万円を積み立てるだけで20年後は1,000万円ですよ。

長期で運用することが大事かがわかりますよね。

ただし、Money Journeyさんのサイトにも記載されていますが、あくまでもシミュレーションなので、結果を保証するものではありません。

複利に対する結論

複利の効果と魅力はご理解いただけたでしょうか。

複利は元本に対して毎回発生する利子が次の元本にも影響を与え、元本と利息が合わせて次の利息の計算対象となります。

つまりお金が雪だるま式に積みあがっていくということです。

 

この効果を最大限活用することが、自分の資産を増やすために必須とも言えるポイントですね。